2007年09月07日

職人について、思うこと。

こんにちは、とくです。

突然ですが、赤木明登さんという輪島塗の塗師さんをご存知でしょうか。

実はこのブログの過去ログにもあるのですが、
昨年2006年に開催されました、欲しかったモノ展@大阪うめだ阪急 に
参加されていた方です。

この会場に駆けつけた私は、
赤木さんにお会いすることが出来まして、物静かな雰囲気ながら、
存在感があるというか、深みがあるというか。。。

そんな赤木さんが一昨日の朝のラジオ生番組に電話出演されました。

赤木さんがチョイスしたという

はっぴぃえんどの「風をあつめて」と
ハナレグミ(永積タカシ)の「家族の風景」の2曲がかかり、

ああ、そんな雰囲気の方だったなぁと少々懐かしく思いながら
ラジオを聴いていました。

そんな赤木さんの言葉から思うことがありましたので、
書かせていただきたいと思います。

それは、
「小さい頃、家を作る職人さんの姿をじぃーーと見ていた。
あまりにも見ているので、周りに心配されたほどだ。」という
言葉。

現在職人の赤木さん。

最初は編集の道を選ばれますが、引き寄せられるように能登へ行き、
4年の修業を経て、塗師という職人になられたそうなのですが、

小さい頃からその片鱗は既にあったということなのですね。


今、職人さんは確実に減っています。

職人さんの仕事も減っていますし、職人さんの数も減っています。

家の単価が相対的に下がっていく中で、
一番かかるコスト=人件費削減のためということもあり、

左官仕事がいらない、もう工場で家を作ってきて、
あとは現場で組み立てるだけという家の作り方が増えています。

そうなると職人さんの技術がいらなくなり、
職人さんの技術力が下がってしまうのですね。


先日京都の和菓子店に行ったところ、
とてもいい仕事をしている「あらい」を見ました。

駐車場に細かい石が敷き詰めているのですが、
実にキレイに敷き詰められている。

とてもキレイに仕上げるのにはとても難しいのですが、
さすが京都の老舗。

美味しい和菓子屋さんだけあって、
店舗&庭もとても風情があったし、こういうところもお金をかけてやっているんだなぁということが分かり、
ますます好きになったものです。

京都のように老舗や職人が多いところは、
高い技術力を要する仕事が他の地域より多くて、
それが結果的に職人を育てている。といいます。

まず単価ありきでという仕事ばかりになると
なんだか寂しいものですよね。

昔からの技術を受け継いでいけるような世の中で
ありたいと願うとともに、
自分の子供にもその姿を見せられる機会をつくりたいと
思ったのでした。

posted by とく at 01:39| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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